女性の間で増えているアルコール依存症

ここ10年くらいで、アルコール依存症になる女性が増えている。

という話、知ってますか?

某アイドルの事件から、”アルコール依存症”について気になるようになってきた人も多いと思います。

また、女性に増えていることに驚いている人も多いのではないでしょうか?

なぜ、女性が依存症になるのか?どんな人がなりやすいのか?ご紹介します。

アルコール依存症が女性に増えている原因は?

男性と女性の体質の違い

アルコール依存症と言っても、男性と女性では違いがあります。

女性は体質的に、男性より少ない飲酒量や期間で依存症になりやす野だそうです。

女性は男性よりも小柄で、肝臓が小さく体内の血液量も少ないです。

そのため、同じ量を飲んでもアルコールの血中濃度が高くなりがちです。

また、脂肪組織が多く、女性ホルモンがアルコールの代謝を阻害するので、

酔いやすくなるだけでなく、体内に長い時間アルコールが留まり臓器も害を受けやすくなります。

結婚・子育てなどの人生変化

女性はライフサイクルの中で、「いい妻」「いい嫁」「いい母親」など、周りや社会から様々な役割を求められます。

生き方や自立の悩み、夫婦関係や嫁姑関係、子育て、介護、更年期障害など、人生の変化が関わっていることが少なくありません。

摂食障害や自傷行為、パニック障害、薬物乱用などを併発していることも多くあるんです。

あなたの飲み方は、大丈夫?

自分は大丈夫!そう思っていても実はアルコール依存症に近づいている場合も実は多いのです。

あなたの飲み方は大丈夫ですか?以下の設問をチェックしてみてください。

アルコール依存症チェック

設問1~8までの、もっとも近い回答にチェックをしてください。

① 酒を飲まないと寝つけないことが多い

② 医師からアルコールを控えるようにいわれたことがある

③ せめて今日だけは酒を飲むまいと思っていても、つい飲んでしまうことが多い

④ 酒の量を減らそうとしたり、酒を止めようと試みたことがある

⑤ 飲酒しながら、仕事、家事、育児をすることがある

⑥ 自分のしていた仕事を周りの人がするようになった

⑦ 酒を飲まなければいい人だとよく言われる

⑧ 自分の飲酒について、うしろめたさを感じたことがある

3つ以上チェックが入った方は、アルコール依存症に陥ってしまう可能性が高いです。

「まだこれくらい大丈夫」と思わず、早めに相談やアルコール専門病院への受診をしましょう。

アルコール依存症の症状

アルコール依存症の症状は、イライラしたり落ち着かないことが増えてきます。

さらには飲酒が原因で様々な問題が浮上します。

例えば、

・飲酒により友人や家族と言い争いやけんかになる

・会社に遅刻・欠勤してしまう

・深酔いしすぎて家に帰れない

・二日酔いで具合が悪くなる

など、身体的な場面だけでなく、人間関係や社会関係などにも影響が出てくることがあります。

さらにアルコール依存症になると、離脱症状が出始めることがあります。

離脱症状は早期と後期の2種類に分かれます。

早期離脱症状

早期離脱症状は飲酒後2~3時間程度で現れ始め、症状は以下のものがあげられます。

・手足の震え(震戦)

・発汗(特に寝汗)

・なかなか眠りにつけない、熟睡できない

・気分不快、嘔吐

・血圧上昇、頻脈、不整脈

・イライラする、落ち着かない

・軽い幻覚、幻聴

・痙攣発作

後期離脱症状

後期離脱症状は飲酒後2~3日後から現れ始め、症状としては以下のものがあげられます。

・激しい手足の震え

・著しい発汗や発熱

・幻視(本来ないものが見える)

・恐怖感、うつ、不安

・見当識障害(自分のいる場所や時間がわからない)

このような離脱症状が出始めると、症状から逃れるために、さらに飲酒をするという悪循環に陥ってしまいます。

これがアルコール依存症の怖いところです・・・。

また、これらの症状が原因で、家庭内トラブルや職場でのミスの連発などを引き起こしてしまい、日常生活や社会生活が困難になるケースもあります。

また判断力も低下することで事故などをおこしてしまったり、飲酒運転をしてしまうこともあります。

これにより家庭の崩壊や社会的信頼を失うことにもつながりますよね。

アルコール依存症はこんな恐ろしい病気なのです。

アルコール依存症にならないための予防策

このように、アルコール依存症に陥ると、様々な症状が現れます。

そのため、アルコール依存症にならないために日ごろからできる予防法をご紹介します。

アルコール依存症の怖さを知る

まずはアルコールについて正しい知識を持つことが大切です。

アルコール依存症になってしまうと、精神的・身体的な症状だけでなく、社会的にも様々な影響が出ます。

アルコール依存症は、アルコールの過剰摂取が原因です。

最初は自制心が働いても、次第に量が増えるとなかなか自分ではコントロールできなくなってしまいます。

アルコール依存症の怖さを知り、正しい知識を身につけましょう。

休肝日を作る

お酒を飲まない「休肝日」を設けることも大事です。

目安としては、1週間に2日以上設けることが望ましいようです。

この休肝日を設けても、次第に守れなくなるとアルコール依存症に一歩近づいていることになります。

休肝日を設けたら、ぜひ守るようにしましょう。

一日に飲んでよい飲酒量を設定し、ルールを守る

一日の飲酒量は適度にしましょう。

適度な飲酒量とは、アルコール20g分だといわれています。

具体的には、

・ビール…500ml

・日本酒…1合

・ウイスキー…60ml

・ワイン…200ml

・チューハイ…7%のもので350ml

・焼酎…25%のもの100ml

この量であれば、翌朝まで持ち越すことなく、十分体内でアルコール分解されます。

まとめ

アルコール依存症の症状や予防策についてまとめてみました。

飲酒のしすぎでアルコール依存症になってしまうと、精神的、身体的、さらには社会的に様々な問題が起こります。

そのため、アルコール依存症の怖さを知り、飲酒について正しい知識をもつことが大切です。

そして深酒を避けて適正量を守るようにしましょう。

アルコール依存症の兆候が表れ始めたら、まずは飲酒の量をセーブすることから始めてみてください。

また医師に相談するのも一つの方法だと思います。

怖い怖いアルコール依存症にならないように、うまくお酒と付き合いましょう。

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