子供から大人まで安心して飲める”麦茶”!
健康ミネラル飲料というイメージが強い麦茶。
夏に氷を入れてグイーっと飲むのも美味しいですが、冬に暖めて飲んでも美味しいですよね。
さらっとした口当たりに、ノンカフェイン。
子供から大人まで一年中安心して飲めるお茶です。
私も小さい頃から良く飲んでいました。
ですが、馴染みがある割りに実は麦茶のことって良く分からないと思いませんか?
調べてみると・・・。
沢山の嬉しい効能・効果が秘められていたんです♪
驚き!!
さらに、知っておきたい副作用やデメリットも合わせてご紹介します☆
こんなに凄かった!麦茶パワー
1.むくみ解消
麦茶にはカリウムと呼ばれる利尿作用を促すミネラルが含まれています。
その為、体内の余分な水分を出すことができるので、むくみ改善に役立ちます。
さらにカリウムはナトリウムを排出する役割もあるので、塩分を摂りすぎた時に飲むのも有効です。
2.便秘解消
麦茶には大麦による食物繊維が豊富に含まれています。
水溶性と不溶性の食物繊維の両方をバランスよく含んでいますが、とくに不溶性が便秘に効果あり!
便のかさをまして、排便を促す作用があります。
3.胃の粘膜を保護する
麦茶にはカフェインが含まれていないので胃に優しくなっています。
さらに、胃の粘膜を保護し・修復してくれるという効果があります。
その為、食前に飲むと胃炎に効果が期待出来ますよ♪
ただし!
後のデメリットでもご紹介しますが、食事中に飲むと胃液が薄まってしまうので、食前か食後に飲むのがベストです☆
4.血液をサラサラにする
麦茶に含まれている「アルキルピラジン」という成分。
これは、麦茶の香ばしい香りの元になっている成分でもあります。
このアルキルピラジンには、血流改善効果が認められています。
さらに、血行を良くする「GABA(ギャバ)」という成分も含まれています。
これらの働きによって、麦茶を飲むと血栓予防・血液をサラサラにする効果が期待できるんです♪
血液をサラサラにする事で、冷え性、肩こり、心筋梗塞、脳梗塞、ガンなどを予防出来ます。
5.冷え性の改善
前項でご紹介した「アルキルピラジン」と「GABA」によって血行が良くなるので冷え性改善にもつながります。
ただし!
冷え性を改善するのはホット麦茶の場合に限るので注意してくださいね。
6.体温を下げる
麦茶の原料となる大麦には、体を冷やす効果があるので火照った身体を冷やすことが出来ます。
さらに、麦茶に含まれているカリウムには利尿作用があり、尿と一緒に身体の熱を対外に排出する事が出来るんです。
だから、夏といえば麦茶!なんですね♪
7.抗酸化作用
麦茶には抗酸化作用のある「p-クマル酸」という成分が含まれています。
これは、発ガン性物質である活性酸素「ペルオキシナイトライト」を抑える効果があるんです。
その為、ガンやその他の生活習慣病予防に効果が期待出来ます。
8.美容効果
前項でご紹介した抗酸化作用により、活性酸素を抑えられるのでシミ・そばかすの原因となるメラニンの形成を押さえる事が出来ます。
さらに、麦茶には美肌ミネラルといわれる亜鉛やケイ素が含まれています。
特に亜鉛にはホルモンバランスを整える作用があるので、女性にピッタリの飲み物なんです。
麦茶を飲むと美容面で下記の効果が期待出来ます。
・シミ、そばかす予防
・コラーゲンを強化し、肌のたるみを防ぐ
・カロリーがほぼ0なので、ダイエットに良い
・ホルモンバランスを整えて生理不順や肌荒れに効果がある
9.虫歯の予防
麦茶には、虫歯の原因となるミュータンス菌の働きを阻害する作用があります。
食後や甘い物を食べたあとに麦茶を飲めば、虫歯予防に効果的です☆
効能を活かすために知っておきたいデメリット
1.飲みすぎはむくみを起こす
麦茶にはカリウムによってむくみ解消効果が得られます。
ただし、あくまで水分なので摂りすぎれば当然むくみの原因になってしまいます。
せっかくカリウムが含まれているのに飲みすぎたら台無し・・・。
基本的に1日に摂取する水分は2Lが適正な量といわれています。
あくまで適度な量に押さえて、飲みすぎには注意したいですね。
2.飲みすぎは身体を冷やす
火照った身体の熱を逃がしてくれる麦茶ですが、逆に身体を冷やすというデメリットがあります。
その為、冷たい麦茶は夏の火照った身体の時だけにして、基本はホットで飲むようにしましょう。
氷を入れるとますます冷えの原因になってしまうので、特に冷え性の人は使わないほうが良いですね。
ホットにして飲めば、腸を温めて消化も良くなり、ホルモンバランスも安定します。
さらに脂肪が燃えやすくなりので、ダイエット効果も見込めますよ。
せっかくの麦茶パワーを最大限に活かすなら、常温~ホットで摂取したいですね。
3.飲みすぎるとトイレが近くなる
利尿作用がある麦茶。
その為、トイレに行きにくい状況の直前に飲むと危険です。
また、寝る前に飲みすぎると何度もトイレに行きたくなってしまいます。
おねしょの不安があるお子さんは特に注意が必要ですね。
麦茶を飲む量やタイミングは、ちょっと考えた方が良さそうです。
4.食事中には向いていない
麦茶を食事中に飲むと胃液が薄くなる可能性があります。
消化に欠かせない胃液が薄まると、上手く食べ物を消化できず消化不良になる事も・・・。
麦茶を飲むなら食前、食後がオススメです。
5.スポーツ飲料には向いていない
意外ですが、麦茶は運動後の水分補給に向いていません。
その理由は、麦茶に含まれるカリウムはナトリウムを排出してしまう働きがあるからです。
運動で発汗しナトリウムが失われた身体で麦茶を飲んでしまうと、さらにナトリウムは奪われてしまいます。
運動後はスポーツドリンクなどナトリウムを含まれた物を摂取しましょう。
どうしても麦茶しかない場合は、塩分を一緒に摂取すると良いですよ。
6.腐りやすい
意外にも麦茶は傷みが早い飲み物です。
家庭で煮出した麦茶は、抗菌作用が少ないため悪くなるのが他のお茶に比べて早くなってしまいます。
煮出しで冷蔵保存した場合、2~3日までが賞味期限になります。
これは・・・思っていた以上に短いですね。
ヌルヌルと感じたり、渋みが強くなったと感じたら腐り始めている合図なので飲むのを控えましょう。
麦茶は大量に作り置きする飲み物には向いていないようですね。
麦茶のまとめ
いかがですか?
かなり沢山の効能・効果が期待できる麦茶。
秘められたパワーに驚きですね!
ただし、飲みすぎや飲み方、賞味期限には注意が必要なようです。
その点に注意さえすれば、かなり身体に良い飲み物として活躍してくれそう。
上手に飲んで、家族みんなで健康になりましょう♪